
テクスチャが自分自身ときれいにつながらないと、継ぎ目が見えます。左右の端が違う、上下の端が違う、あるいはタイル境界で細部が突然途切れるといった問題です。
修正は原因の確認から始めます。継ぎ目の原因は1つではありません。照明、構図、遠近感、繰り返す物体、境界の乱れ、もともと敷き詰めを想定しない元画像などが原因になります。
まず繰り返して確認する
手持ちの画像を修復ツールへアップロードし、リピートプレビューで結果を確認してから書き出せます。
再現できる3種類の修復テスト
ここで示すのは、利用者の写真ではなく、条件をそろえたテストです。木目と生地の入力は、Poly HavenのCC0カラーマップのx=137、y=211から512 × 512で切り抜き、AIサービスの対応条件に合わせて1024 × 1024へ拡大しています。拡大しても元画像の細部は増えません。切り抜きにより、元のマップのタイル境界は変わっています。花柄の入力は、意図的に境界を合わせていない独自のベクター画像を1024 × 1024で描画したものです。
木目と生地にはテクスチャ → 全体ブレンド、花柄にはパターン → 自動を選んでください。標準結果は、製品の既存の中央オフセット修復を使っています。3つ目の比較では、ツール内の任意ボタンと同じように、標準出力へAI修復を適用しています。3種類の3×3リピートを比較し、各入力を試すことができます。すべて同じスケールで表示し、ガイドは修復範囲全体ではなく、タイルの境界を示します。AI結果に後から修整は加えていません。表示用プレビューは、同じ方法でサイズ変更した可逆圧縮のWebPで、元のPNG出力も残しています。
| テストと提供元 | 確認すること | 制限 |
|---|---|---|
| 木目 — Poly Haven | 切り抜いた木目の端のつなぎ目が、より穏やかになっている。 | ブレンド付近の細かな木目はぼやけ、暗い筋の繰り返しは残る。 |
| デニム生地 — Poly Haven | 切り抜いた織り目が、境界をあまり目立たせずにつながっている。 | 細い糸の輪郭が弱くなり、個々の繊維を再構成するわけではない。 |
| 花柄イラスト — 独自のテスト画像 | つなぎ目をまたぐ花びらや茎を追い、連続性と元の形が保たれているかを比較する。 | 自動修復はモチーフ保持を優先し、AIでは形、間隔、色が変わる場合がある。 |
木目と生地のマップはPoly HavenのCC0ライセンスを使用し、独自の花柄原画もCC0で提供しています。正確な入力:木目、生地、花柄。標準出力:木目、生地、花柄。AI出力:木目、生地、花柄。
サンプルを読み込むだけで、AIクレジットを使ったり修復が始まったりすることはありません。実行時は、アップロード画像と同じ標準修復の利用条件に従います。全体ブレンドは端の差を減らせますが、見えないリピート、遠近感の補正、方向性のある照明の除去、すべての細部の保持を保証しません。最終シーンのスケールで確認し、その変化を許容できるか判断してください。
継ぎ目スコアの測定方法
変換ツールは、選んだ繰り返し方向について、決定論的な境界差スコアを表示します。低い値ほど良好です。向かい合う端の色と、局所的な勾配を比較します。
- 水平方向スコア=左右の端の平均RGB差+
0.5 ×左右の勾配差。 - 垂直方向スコア=上下の端の平均RGB差+
0.5 ×上下の勾配差。 - 両方向スコア=水平方向と垂直方向のスコアの平均。
- 改善率=
max(0, 1 - after / max(before, 0.001)) × 100%。
再現可能なベンチマーク結果
以下の値はすべて、上でダウンロードできる1024 × 1024のPNGから計算した両方向の継ぎ目スコアです。低い値ほど良好です。標準修復とAIの改善率は、どちらも元画像のスコアを基準にし、最終出力を一貫して比較できるようにしています。
| サンプル | 元画像 | 標準 | 標準修復による改善 | AI | 元画像に対する AI 修復の改善 |
|---|---|---|---|---|---|
| 木目 | 8.89 | 1.08 | 87.8% | 4.73 | 46.8% |
| デニム生地 | 30.80 | 9.05 | 70.6% | 32.02 | 0.0% |
| 花柄イラスト | 27.41 | 1.23 | 95.5% | 3.31 | 87.9% |
AI修復に渡したのは、元画像ではなく標準修復の出力です。3つのテストすべてで、AIスコアは対応する標準修復のスコアを上回っています。デニムのAI結果は32.02で、元画像の30.80よりも高い値です。表示上の改善率が0.0%なのは、公開式が負の改善率を0に切り上げるためです。AIが何も変更しなかったという意味ではありません。
固定のAIサンプルは、2026年9月13日にgpt-image-2と製品の実際のプロンプト・中央十字マスクを使って生成しました。再現できる記録であり、今後のモデルの結果を保証するものではありません。スコアが測るのは境界の連続性だけで、見た目の忠実さ、モチーフ保持、テクスチャ全体の品質は測定しません。
このスコアは確率でも、総合的な品質評価でもありません。目立つ物体の繰り返し、遠近の歪み、広い照明のむら、気になるモチーフのリズム、UVマッピングや最終3Dレンダリング後に現れる問題は検出できません。単一タイルだけでなく、必ず既定の3×3リピートを確認してください。近い範囲や広い範囲で見る場合は、2×2や5×5へ切り替えられます。
リピートの境界を確認する
単一のタイルだけで判断せず、既定の3×3プレビューから始めてください。
内部の格子境界は、元画像の端が接する場所です。そこで縦線や横線が見えるなら、大きな表面に使ったときに継ぎ目が出ます。水平方向のみのモードは左右、垂直方向のみは上下、両方向は両方の軸のつなぎ目を確認します。
確認するもの:
- 中央を通るはっきりした十字。
- 暗い帯や明るい帯。
- 途切れたひび、糸、パターンのモチーフ。
- すべてのタイルに現れる同じ斑点。
- 目立つブロックを作る角。
3×3プレビューは、単独では見えにくい端の問題を明確にし、特徴の繰り返しを見つけやすくします。広いリズムには5×5、大きめの近景には2×2を使ってください。
継ぎ目の種類を見分ける
| 継ぎ目の種類 | 見え方 | 適した修正 |
|---|---|---|
| 照明の継ぎ目 | 片側が暗い・明るい | 均一な照明の画像を使うか、明暗を整える |
| 構造の継ぎ目 | ひび、繊維、モチーフが端で切れる | 境界を修復するか、再生成する |
| 遠近感による継ぎ目 | タイルの中で表面の角度が変わる | 真上からの元画像やプロンプトを使う |
| 物体の繰り返し | 1つの模様が規則正しく現れすぎる | より均一な元画像を選ぶ |
| 枠の継ぎ目 | 画像に枠や端の乱れがある | 切り抜くか、画像を変換する |
種類がわかると、次に試す修正を選びやすくなります。
プロンプトで生成したテクスチャの継ぎ目を直す
テキストプロンプトから作った場合は、手作業で直す前に、プロンプトを改善してください。
次のような制約を加えられます。
- 真上からの視点
- 均一な照明
- 遠近感なし
- 枠なし
- 均等に分布する細部
- 連続した表面
- 正方形のシームレスリピート
たとえば、次の指定だけでなく、
苔むした石の床
次のようにします。
苔むした石の床テクスチャ、真上からのゲーム素材、均等に分布する石のブロック、柔らかく均一な照明、枠なし、正方形のシームレスリピート
場面を描く余地を減らし、使えるタイルへ方向付けられます。
アップロード画像の継ぎ目を直す
写真、スキャン、レンダリング画像、パターン画像から作る場合は、元画像が重要です。
良い元画像の条件:
- 均一な光。
- 表面らしい細部。
- 中央に大きな物体がない。
- 文字やロゴがない。
- 少ない遠近感。
- きれいな端。
強い影や単独の物体がある画像では、変換で継ぎ目を減らせても、そのまま本番で使えるとは限りません。その場合は、より良い部分を切り抜くか、別の元画像を選んでください。
シームレステクスチャ生成ツールで端の不一致を修復し、リピートで結果を確認できます。
目立つ繰り返しを減らす
シームレスでも、繰り返しが目立つ場合があります。明るい石、暗い節、強いひび、大きな花、はっきりした傷など、1つの特徴が覚えやすいために起こります。
繰り返しを抑えるには、次を試してください。
- より小さく、均等に分布する細部を使う。
- コントラストの強い目印を避ける。
- コントラストを下げて再生成する。
- 変換前に、目立つ模様を切り抜いて除く。
- 最終的なデザインツールで、控えめなプロシージャルの変化を混ぜる。
ゲームや3D素材では、距離が離れるほど繰り返しが目立つことがあります。最終シーンで表示するサイズで確認してください。
別の問題を修正しないようにする
継ぎ目の原因が、テクスチャファイルではなく、マッピング方法にある場合もあります。
確認するもの:
- UVが引き伸ばされていない。
- マテリアルのラップがリピートになっている。
- テクスチャのスケールが適切。
- 画像の端がClampで固定されていない。
- オブジェクトのUVアイランドが不整合になっていない。
3×3プレビューではきれいにつながるのに、モデル上で問題が出るなら、画像ではなくマッピングが原因かもしれません。
継ぎ目修復の基本手順
- テクスチャを3×3のリピートで表示します。
- 継ぎ目の種類を見分けます。
- プロンプト生成なら、指定を絞って再生成します。
- アップロード画像なら、シームレス変換ツールで修復します。
- 書き出したPNGを実際の使用先で試します。
- 使用先に合わせてスケールとコントラストを調整します。
大切なのは、早い段階で継ぎ目を見える状態にすることです。問題をはっきり確認できれば、修復、再生成、切り抜き、元画像の差し替えを選べます。
テクスチャを修復する
シームレステクスチャ生成ツールへ元画像をアップロードし、両方向か選んだ1軸で端の不一致を修復して、既定の3×3リピートプレビューで確認してください。必要に応じて2×2や5×5へ切り替えられます。新しい素材を作る場合は、プロンプト生成ツールを使ってください。
